Who's Blue RedBull Man?

青いRedBullを着た人のブログ(ガジェット、スマホ、アプリ開発などが好きな人)

今年もNothingに惚れ込んだ年だった #ガジェ獣Advent Calendar

ガジェ獣Advent Calendar、12日目です。 本日もお付き合いください。

今日は、去年購入したNothingのPhone (1)に続き、今年はその後継機種のスマホPhone (2)、イヤホンのEar (2)、サブブランドのcmf by NothingのWatch Proについてレビューしていきたいと思います。

Phone (1)以降、Nothingの虜になり、プロダクトはもちろん、Youtubeチャンネルの動画も欠かさず見ています。

それでは、早速レビューしていきましょう。

Nothing Phone (2)

先代との(ハードウェア面の)大きな進化点は3つ、 1. SoCがSnapdragon 765からSnapdragon 8+ Gen1になったこと 2. 背面にカーブがついたことによる持ちやすさ 3. 象徴的なGlyphの細かい表現が増したこと

SoCがハイエンドのものに変わったことに関しては、ゲームを遊ばないため、そこまで大きな変化があったというわけではないですが、Gen 2ではなく、あえて改良版の8+ Gen 1にしたのは安定していたからとCarlが言っていたので、ハードウェア選びに妥協しない、ところに好印象を受けます。

背面のカーブは、iPhoneのユーザでもわかると思いますが、四角いと握りにくいのを軽減してくれるため、持ち心地はとても良くなった印象があります。

ただ、今年最初のAdvent Calendarの方でも書きましたが、素材・仕上げが変わったからか、滑りやすくなったのはややマイナスかなと思いました。

そして、Glyphでの表現が増しました。11箇所の独立したLEDの中で、1箇所だけ階調表現ができる部分があり、タイマーの残り時間や音量ゲージとして表現できるようになりました。

後ほどソフトウェア面でも触れますが、スマホ裏面のGlyphの表現を増やしたことはとてもいいと思いました。(詳細は後半で)

続けて、ソフトウェア面について触れましょう。

ちなみに、Nothing OSですが、発売当初はNothing OS 2.0を搭載したのはPhone (2)しかなかったのですが、今ではPhone (1)でもハードウェア的違いがなければほぼ同じものが使えます。

個人的イチオシは、EssentialというGlyphの常時点灯で通知を教える機能です。

なぜこれがイチオシかというと、スマホの通知を知る場合、前面が見えるようにして画面が光って気を取られていました。または、余計な通知でついついスマホに手をのばすなど。

しかし、このEssentialのお陰で、自分の決めたアプリ(複数指定可能)のみ常時点灯するようにできるため、背面を上にしておいておくことができ、なんのアプリの通知だったのか、ロックを解除するなどの気を取られづらくなりました(Glyphは光るが、常時点灯しなければ無視していい通知だ、という感じ)

そのお陰か、通知でスマホを無駄に触るということが減ったような気がします。(気の所為かもですが汗)

その他、Glyph Timerも指定した分数でカウントダウンが始まり、階調表現ができるGlyphの部分で残りの目安がわかるような仕掛けになっています。ポモドーロテクニックのときに便利。

いくつか気になる点を上げるとするならば - カメラのシャッターが気まぐれすぎる - ボタンの配置が少しかわり、スクショを誤撮影しやすくなった がPhone (1)と比較して思うことです。

カメラのシャッターは特に酷いです。

毎回ではないですが、結構高い頻度でラグが発生。この解決はできれば早めにアップデートで解消してほしいと思っています。

そして、左右のボタンの位置が少し下がったことにより、電源オフをしようと思うときに同時にボリュームダウンのところに手を置きやすいところにあり、誤撮影してしまうのが多々あります。

(最近、Beta版を入れていて、Nothing独自のスクショの機能を入れてくれたので、削除がその場でできるようになりました)

個人的に気になる点はあるが、Glyphによるスマホを触らないというところが気に入っているため、今のところメインとして使い続けようと思います。

Nothing Ear (2)

18,000円ほどの値段で見た目と性能、音質に個人的に満足です。

去年のAdvent CalendarでAirPods Proを購入したことを書いたのですが、個人的には断然Ear (2)の方が音が好みです。

AirPods Proはとてもニュートラルな音で、かつ、自分はApple Musicを使わないため、イコライザーが使えないので音の調整ができなかったので、手放してしまい、今ではこれだけ。

また、このイヤホンを推す他の理由は、「マルチポイント接続」対応ということ。2台に同時に接続でき、音を切り替えられます。またさらに、(他のマルチポイント接続のイヤホンを持っていないのでわかりませんが)Nothing Xという専用アプリでこれまでにイヤホンをペアリングしたデバイスが表示され、どの2台と接続するかを選べます。

アプリで接続先を替えられるのは最近まで知らず、たまたま設定を見てたら見つけて、評価爆上がりしました。(これを知らないで、毎度ペアリングしていたので)

結構東京の電車乗っててNothingのイヤホンをつけている人を見かけるので、知っている人は知っているんだな、と思いました。(結構な割合でスマホiPhoneなんだけど、それは本家もYoutubeで言っていました)

cmf by Nothing Watch Pro

最後に、今年生まれた新しいサブブランド、cmf by Nothingのスマートウォッチ、Watch Pro。

個人的に最初みたときに、シンプルなデザインでオレンジのバンドに惹かれました。

電池は長持ちで、基本的にスマートウォッチにあるといい機能はほぼ内蔵している感じ。

あまり時計をこれまでしてこなかったので、そこまで機能を求めていないからいいのかもしれません。(Apple Watchとか使っている人には物足りないかもです)

ただ使っているとやや不便なことがいくつかあり、一つ上げるとするならば、スマホの通知は、アプリを開いておく必要があり(キルしちゃだめ)、アプリが自動的にキルされたら再起動しないといけないです。

これは、たぶん、時間が経てば方法を解明して解決するのを待つしかないのかな?と思います。(WearOSじゃなくて、独自OSみたいですし)

おわりに

内容の偏りが激しいですが、今年買ったNothingのプロダクトをレビューしました。

最近はアパレルを発売するなど、Techからやや離れている?ような気もしますが、Youtubeには試作して、お蔵入りしたプロダクトの紹介などをしていたりなど、スタートアップならではのノリがあり、引き続き注目していきたいと思います。

ぜひ、Ear (2)はみんなに試してみてほしいところ。AirPodsと迷ったら、とりまこっち。

明日はHokuYobiさんの番です! お楽しみに!