ドングルを延長してみようと思ったらそんなシンプルじゃなかった話 #ガジェ獣Advent Calendar
ガジェ獣Advent Calendar、11日目です。 今日、明日を担当します。
今回は、今年買ったガジェット(ケーブル)の話になります。
最近のノートパソコン、特にMacBook Air/Proを使われている皆さんはUSBドングルをよく使うのではないでしょうか。
自分も同じく、公私共にMacBook Airを使うのですが、自宅の環境にKVM&PD搭載のモニターなどあるわけもないため、Appleの純正ドングル(Apple USB-C Digital AV Multiportアダプタ)にウルトラワイドモニター、USBハブ、100W ACにつなげています。
すると、以下のような光景に出くわすことはありませんか?
(多分、クラムシェルとかで使っているひとはこういう共感してくれる人が多そう)
ドングルに挿さるケーブル類の重さでドングルのケーブルやPCのポートに負荷がかかるのが心配になりますよね。
この様になると、たかがドングルですが、Apple純正だと再度購入するのがややためらいたくなるのではないでしょうか?
そこで、Appleのドングルを延長できるのではないか?と思い、4本ほど買って試した実験結果になります。
Amazonで以下の4つを実際に購入しました。
規格も様々です。 USB 3.1 (Gen 2), USB 3.2 (Gen 2x2), USB4。
実は、このドングル延長をきっかけにUSB3.xなどの規格について理解を深める機会になりました。
USB 3.x系の呼び名についていろいろと説明してくれているPC Watchの記事を読んでみてください。(へぇーそうなんだ、と思うはず)
ドングルは、映像、電源、データ転送に対応しているため、DP AltMode対応に対応している必要があります。上記の4つはDP AltModeに対応しています。
早速挿してみたところ、映像と電源は確認できましたが、データ転送でUSBハブに接続されているデバイスが反応しません。これは全4種でも同じ現象が発生しました。
いろいろと調べてみたのですが、原因はあまりつかめず。
傾向としては、PD給電をするとデータが動かない、という傾向がありました。(M1 MacBook Airで実験しています)
さっきのPC Watchの記事などを読んだりしていて思ったのが、USBの規格が進化してきたことによって、過去のアダプターを変換して使う、というのは高度かつ多様な仕様が存在することから直接使った方がいいんだなと思いました。
たぶん、これらのケーブルは3つの機能を成すが、いわゆる「相性問題」がどうしても発生するという。
ドングルからKVMへの構想 今年6月あたりに、Googleフィードに気になる記事が推薦されていました。
Ankerから2台のMac/PCをUSB-Cで切り替えられる、かつ、PD対応。 アメリカで発売開始したのは記事で知っていましたが、この前たまたまブラックフライデーでいろいろとドッキングステーション(1台用)が出ていた中で調べてみていたら日本のAmazonでも取り扱っているのを見つけました。
まさか日本でも手に入るとは思っていなかったので、来年一発目のガジェットはこれにしようかと思っています。
さて、終わりに、結局ケーブルの延長は失敗に終わりましたが、ポートにかかる負荷を軽減する方法として、以下のようにしてみました。 実際に効果があるのかはわかりませんが、ケーブルがポートに刺さるのをポートに対して垂直にしてくれている気がします。
これ、ダイソーとかで買えるケーブル類をまとめるベルクロを机などからケーブルが刺さっているところまでの高さで調整すれば、渦巻き上になっているので、回せばドングルにかかる重さによって場所を変更することによって調整することができます。 (あくまでも仮なので、やっぱAnkerのKVMがほしいですね)
ということで、11日目の記事でした。
明日も引き続き自分がNothingプロダクトについて記事を書きます!